プロテインやBCAA、EAAは冷蔵庫で保管すべき？固まりができてしまう原因と回避方法を解説！
プロテイン、BCAA、EAAの保管中に固まりができてしまう原因について、詳細に解説いたします。
固まりができる主な原因
プロテイン、BCAA、EAAなどの粉末サプリメントが保管中に固まりができてしまう主な原因は以下の通りです。
・湿気の影響
・温度変化
・空気との接触
・保存容器の問題
・製品の特性
これらの要因について、詳しく見ていきましょう。
1. 湿気の影響
湿気は粉末サプリメントが固まる最も一般的な原因の一つです。高湿度環境に置かれると、粉末が空気中の水分を吸収し、粒子同士が結合して固まりを形成します。特に日本の梅雨から夏場にかけての高温多湿な環境は、プロテインなどの保存に大敵です。
2. 温度変化
温度の急激な変化も固まりの原因となります。特に、冷蔵保存から常温に戻す際に結露が発生し、その水分が粉末に吸収されることで固まりができやすくなります。また、高温環境に置かれることで、粉末の成分が変性し、固まりの原因となることもあります。
3. 空気との接触
開封後の製品が空気に長時間さらされることで、酸化が進み、粉末の性質が変化して固まりやすくなります。また、空気中の微生物や細菌が混入するリスクも高まり、品質劣化の原因にもなります。
4. 保存容器の問題
不適切な保存容器の使用も固まりの原因となります。密閉性の低い容器や、元の包装のまま保管すると、湿気や空気が侵入しやすくなります。また、容器内の空気が多いと、粉末が固まりやすくなる傾向があります。
5. 製品の特性
プロテインの種類によっても固まりやすさが異なります。例えば、カゼインプロテインやソイプロテインは、その特性上、水分に溶けにくく固まりやすい傾向があります。一方、ホエイプロテインは比較的溶けやすく、固まりができにくいとされています。
固まりを防ぐための対策
適切な保存環境の確保：
・温度25℃以下、湿度の低い場所で保管する
・直射日光を避ける
・必要に応じて冷蔵保存を検討する
密閉容器の使用：
・蓋付きの密閉保存容器に移し替える
・可能であれば真空保存容器を使用する
小分け保存：
・使用する分量ごとに小分けにして保存し、空気との接触を最小限に抑える
・乾燥剤の使用：
・容器内に乾燥剤を入れることで、湿気を吸収し固まりを防ぐ
早めの消費：
・開封後は2〜3ヶ月以内を目安に使い切る
適切な取り扱い：
・粉末を取り出す際は、乾いたスプーンを使用する
・容器内に水分が入らないよう注意する
固まりができた場合の対処法
固まりができてしまった場合でも、以下の方法で対処できる可能性があります：
振る・かき混ぜる：
容器を振ったり、スプーンでかき混ぜたりして固まりを崩す
ふるいにかける：
細かいメッシュのふるいを使って固まりを取り除く
フードプロセッサーの使用：
大量に固まってしまった場合、フードプロセッサーで粉砕する
ただし、カビや異臭が発生している場合は、安全のために使用を控え、新しい製品に交換することをおすすめします。
まとめ
以上の点に注意して保管・管理することで、プロテイン、BCAA、EAAの固まりを防ぎ、品質を維持しながら効果的に摂取することができます。適切な保存方法を心がけ、栄養補助食品を最大限に活用しましょう。
