プロテインの摂りすぎは身体に良くないけど、筋トレのやりすぎは大丈夫なの?

プロテインの摂りすぎは身体に良くないけど、筋トレのやりすぎは大丈夫なの?

プロテインの摂りすぎは身体に良くないけど、筋トレのやりすぎは大丈夫なの?

筋トレのやりすぎは確かに存在し、重大な健康上のリスクをもたらす可能性があります。詳しく説明していきましょう。

適切な筋トレ時間の目安

研究によると、週30〜60分の筋トレが最も健康的で、死亡リスクや疾病リスクを10〜20%低下させる効果があります。しかし、週130〜140分を超える筋トレは、かえって健康上のリスクを高める可能性があることが判明しています。

オーバートレーニング症候群
主な症状

・運動能力の低下
・慢性的な疲労感
・食欲不振
・睡眠障害
・心拍数の上昇
・血圧の上昇
・体重の原因不明な減少

オーバートレーニング症候群は、運動による疲労が十分に回復しないまま蓄積された結果として発生します。

健康上のリスク
筋トレのやりすぎによる深刻な影響

・動脈硬化のリスク
強度の高い筋トレを長期間続けることで、動脈の硬化度が上昇し、血管のしなやかさが失われる可能性があります。

・横紋筋融解症
過度な筋トレにより筋肉が壊れ、腎機能の急激な悪化や、最悪の場合は生命の危険も伴う可能性があります。

予防と対策
適切な筋トレを行うためのポイント

・同じ部位のトレーニングは2〜3日に1回程度にとどめる
・トレーニング後は十分な休養を取る
・栄養バランスの取れた食事を心がける
・パフォーマンスの低下や慢性的な疲労を感じたら休養を取る

警戒すべきサイン
以下の症状が現れた場合は、すぐにトレーニングを中止し、休養を取る必要があります。

・常に筋肉痛がある
・筋トレ後にパンプアップしない
・筋力の低下を感じる
・起床時の心拍数が上昇している

まとめ

健康的な筋トレのためには、適切な強度と休養のバランスを保つことが重要です。過度な意気込みは逆効果となる可能性があるため、自身の体調に十分注意を払いながら、継続的に行うことが推奨されます。

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