日焼け止めを塗っていたのに…秋の肌に現れる"夏の忘れ物"の正体

日焼け止めを塗っていたのに…秋の肌に現れる"夏の忘れ物"の正体

日焼け止めを塗っていたのに…秋の肌に現れる"夏の忘れ物"の正体

暑さが落ち着いてほっとしたのもつかの間、鏡を見て「なんだか肌がくすんで見える」「化粧のりが悪い」「ゴワつく」と感じることはありませんか。

夏の間はしっかり対策していたつもりでも、秋になってから肌の変化に気づく方は少なくありません。それは、夏に浴びた紫外線の影響が、時間差で表に出てくるためです。

■ なぜ「秋」に出てくるのか

肌は、奥で生まれた細胞が少しずつ表面へ押し上げられ、最後は垢となってはがれ落ちるというサイクルを繰り返しています。これが「ターンオーバー」です。周期は20代でおよそ4週間、年齢とともに長くなるといわれています。

つまり、いま表面に見えている肌は、数週間から1か月以上前につくられたものです。7〜8月の強い日差しを浴びた時期の肌が、ちょうど秋に表面へ上がってくる計算になります。

■ 紫外線が肌に残すもの

紫外線には主に2つの種類があります。

UV-B:肌の表面に作用し、赤みや日焼けの原因になります。
UV-A:波長が長く、肌の奥(真皮)まで届きます。雲や窓ガラスも通り抜けます。

紫外線を浴びた肌は、うるおいを保つ力やバリア機能が低下しやすく、キメも乱れがちになります。そこへ秋の湿度低下が重なるため、カサつきやくすみを感じやすくなるのです。

■ 秋の肌をいたわる3つの成分

ここで、美容分野でよく知られる3つの成分を紹介します。

アミノ酸
角層で水分を抱え込む「天然保湿因子(NMF)」の約4割はアミノ酸です。肌のハリを支えるコラーゲンも、アミノ酸がつながってできたたんぱく質です。肉・魚・卵・大豆製品など、毎食のたんぱく質を意識することが基本になります。

ヒアルロン酸
もともと肌に存在し、高い保水力で知られる成分です。体内の量は年齢とともに減少するといわれています。化粧品の保湿成分としておなじみですが、食品として摂取した場合の肌の水分量に関する研究報告もあります。

エラグ酸
ザクロやベリー類、ナッツ類に含まれるポリフェノールの一種です。化粧品の分野で長く研究されてきた成分で、近年は食品素材としても関心が高まっています。

■ 「秋だから大丈夫」は禁物

10月の紫外線量は真夏より少ないものの、春先と同じくらいの水準です。特にUV-Aは季節による変動が比較的小さく、一年を通して降り注いでいます。

日焼け止めは秋冬も続ける(日常使いなら低刺激のもので十分です)
洗顔はこすらず、洗ったらすぐに保湿する
睡眠をしっかりとり、肌の生まれ変わりのリズムを整える

■ おわりに

夏を楽しんだ肌は、少し疲れています。秋は、その肌をいたわりながら冬の乾燥に備える「切り替えの季節」です。肌のしくみを知ったうえで、できることから無理なく続けていきましょう。

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