科学的根拠で選ぶ冬のダイエット―6つの機能性を持つエラグ酸とアミノ酸
冬は寒さで基礎代謝が上がり、実はダイエットに最適な季節です。本コラムでは、消費者庁に届出された機能性表示食品成分「エラグ酸」の6つの科学的に証明された機能性と、冬の代謝をさらに高めるアミノ酸の組み合わせについて詳しく解説します。
冬こそダイエットに適した季節である科学的理由
外気温が10℃以下になると、私たちの体は体温を維持するために熱を作り出そうと働き、カロリーを消費するため基礎代謝が上昇します。体温が1℃上がれば代謝が約12%上昇するといわれており、体温が高い人ほど基礎代謝量が多く痩せやすい体質になります。基礎代謝が上がると、じっとしていてもエネルギーを消費してくれるため太りにくい体質になり、血流も良くなるため老廃物を排出しやすく健康的な体が維持されやすくなるのです。
冬の代謝メカニズム
寒さが厳しい冬には、体温を維持するためのエネルギーが必要となります。脂肪はそのエネルギー源の一種として体内に蓄えられており、寒い環境にさらされると体温を維持するために脂肪が燃焼され、その働きが活性化されます。外気が寒ければ寒いほど基礎代謝が上がり痩せやすくなるため、冬は体脂肪のコントロールに適した季節といえます。

エラグ酸の6つの機能性と科学的根拠
エラグ酸は消費者庁に届出され機能性が認められた成分で、肥満気味の方の6つの数値にアプローチすることが科学的に証明されています。肥満気味(BMI値25kg/m²以上30kg/m²未満)の人を対象に12週間エラグ酸を摂取した人とそうでない人の比較を行ったところ、以下の6つの減少をサポートする効果が研究結果で明らかになっています。
6つの科学的に証明された機能性
エラグ酸(3mg/日)の日常的な経口摂取により、肥満気味の方において以下の項目が改善されることが確認されています。
体脂肪の減少
血中中性脂肪の減少
体重の減少
BMI値の改善
ウエストサイズの減少
ヒップサイズの減少
さらに、総コレステロール、LDL-コレステロール、HDL-コレステロールが有意な改善を示し、内臓脂肪を改善させることを助ける機能性も示されました。これらの研究において、エラグ酸の経口摂取に起因する有害事象はなく、安全性に問題がないことも確認されています。
エラグ酸の作用メカニズム
脂肪合成の抑制
エラグ酸は脂肪の合成を抑える働きがあり、特に肝臓での中性脂肪や脂肪酸の生成を減少させる効果が確認されています。食事で摂った脂肪は小腸で吸収されたのち、肝臓で脂肪酸に分解され、脂肪酸はさらに分解されてエネルギーとして使われる一方、小腸で吸収された余剰分の糖質と共に中性脂肪を合成し血液中に送り出されます。エラグ酸はこのプロセスで新規中性脂肪合成を阻害し、脂肪蓄積を根本から防止します。
脂肪細胞の分化抑制
エラグ酸は細胞周期をG1→S期移行で特異的に停止させることで、前脂肪細胞の分化を分子レベルで阻害します。研究モデル「3T3-L1細胞」を用いた実験により、エラグ酸により脂肪細胞の分化を調整する遺伝子の働きが抑制され、脂肪細胞の生成が抑えられることが確認されました。また、脂肪細胞が脂質を吸収し大きくなる作用も抑制され、脂肪細胞の肥大化が防がれます。
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抗肥満ホルモンの増加
エラグ酸を摂取すると脂肪細胞から分泌される「抗肥満ホルモン(レプチン)」の増加も確認されています。このホルモンは体重調節、糖脂質調節、血圧調節などに働きかけ、総合的なダイエット効果をもたらします。
アミノ酸とエラグ酸の相乗効果
アミノ酸が冬のダイエットで重要な理由
冬場に体脂肪をコントロールし筋肉量を維持・増加させるには、適切な運動と食事が欠かせません。運動不足は筋肉量の減少を招き、基礎代謝量の低下につながるため、結果的に体脂肪量が増加してしまいます。タンパク質をしっかりと摂り筋肉の維持をサポートすることで、冬の基礎代謝上昇を最大限に活かすことができます。魚や大豆製品は良質なタンパク質である上に低カロリーですが、三度三度の食事で摂るのが難しい場合はアミノ酸のサプリメントなどを活用すると良いでしょう。
BCAA・EAAの筋肉維持効果
BCAAは筋肉に含まれる必須アミノ酸の約35%を占めており、筋細胞の主成分となっています。BCAAは筋肉で使用される割合が高いので、効率よく筋肉を合成することができます。EAAには筋肉のリカバリーや合成に役立つBCAAだけではなく、筋肉の材料となる必須アミノ酸がバランス良く配合されており、BCAAだけを摂取した場合に比べて筋タンパク質の合成が進み、効率よくバルクアップを狙えます。

アミノ酸の脂肪燃焼促進効果
EAAに含まれるリジンとメチオニンには脂肪燃焼効果が期待できます。バリン、ロイシン、イソロイシンは筋肉の合成促進・分解抑制に働き、冬の運動不足による筋肉量の減少を防ぎます。
グルタミンによる筋肉分解の抑制
グルタミンは筋肉の主要成分で、私たちの身体に最も多く存在するアミノ酸といわれています。グルタミンの効果としてあげられるのは消化器官のサポートや筋肉の分解抑制などで、腸管の大切なエネルギー源であり腸の健康をサポートしてくれます。体調不良や激しいトレーニングが原因でグルタミンが不足状態に陥った場合、身体は筋肉を分解してグルタミン不足をカバーしようと働き、結果として筋肉が失われるため注意が必要です。
エラグ酸とアミノ酸を組み合わせたアプローチ
エラグ酸とアミノ酸を組み合わせたアプローチは、科学的根拠に基づいた新しいダイエットの形です。単に体重を減らすのではなく、エラグ酸による脂肪の合成抑制・脂肪細胞の分化抑制と、アミノ酸による筋肉維持・脂肪燃焼促進を同時に実現することで、健康的で持続可能なダイエットが可能になります。冬の基礎代謝上昇というアドバンテージを活かしながら、科学的に証明された成分を組み合わせることで、効率的かつ安全なダイエットを実現できるのです。