COLUMN

日焼け止めを塗っていたのに…秋の肌に現れる"夏の忘れ物"の正体

日焼け止めを塗っていたのに…秋の肌に現れる"夏の忘れ物"の正体

日焼け止めを塗っていたのに…秋の肌に現れる"夏の忘れ物"の正体 暑さが落ち着いてほっとしたのもつかの間、鏡を見て「なんだか肌がくすんで見える」「化粧のりが悪い」「ゴワつく」と感じることはありませんか。 夏の間はしっかり対策していたつもりでも、秋になってから肌の変化に気づく方は少なくありません。それは、夏に浴びた紫外線の影響が、時間差で表に出てくるためです。

日焼け止めを塗っていたのに…秋の肌に現れる"夏の忘れ物"の正体

日焼け止めを塗っていたのに…秋の肌に現れる"夏の忘れ物"の正体 暑さが落ち着いてほっとしたのもつかの間、鏡を見て「なんだか肌がくすんで見える」「化粧のりが悪い」「ゴワつく」と感じることはありませんか。 夏の間はしっかり対策していたつもりでも、秋になってから肌の変化に気づく方は少なくありません。それは、夏に浴びた紫外線の影響が、時間差で表に出てくるためです。

夏のツケは秋に出る?「ゆらぎ肌」の季節に知っておきたい3つの美容成分

夏のツケは秋に出る?「ゆらぎ肌」の季節に知っておきたい3つの美容成分

夏のツケは秋に出る?「ゆらぎ肌」の季節に知っておきたい3つの美容成分 朝晩の空気がひんやりしてきて、「最近、肌がなんとなくカサつく」「くすんで見える気がする」と感じていませんか。 実は秋は、肌にとって意外と過酷な季節です。夏の間に浴びた紫外線の影響が残っているところに、気温と湿度の低下が重なります。本格的な乾燥シーズンを迎える前の今こそ、毎日のケアを見直す良いタイミングです。 今回は、美容分野でよく名前を聞く3つの成分について、基本をおさらいします。 ■ アミノ酸 ― うるおいの"土台" 肌のいちばん外側にある角層には、「天然保湿因子(NMF)」と呼ばれる、水分を抱え込む成分が存在します。その約4割を占めるのがアミノ酸です。また、肌のハリを支えるコラーゲンも、もとをたどればアミノ酸がつながってできたたんぱく質です。 アミノ酸は肉・魚・卵・大豆製品などのたんぱく質から摂ることができます。忙しくて食事が偏りがちな方は、まず毎食のたんぱく質量を意識してみましょう。 ■ ヒアルロン酸 ― 水分を抱え込む力 ヒアルロン酸は、もともと私たちの肌や関節などに存在する成分で、高い保水力を持つことで知られています。ただし体内のヒアルロン酸は、年齢とともに減少するといわれています。

夏のツケは秋に出る?「ゆらぎ肌」の季節に知っておきたい3つの美容成分

夏のツケは秋に出る?「ゆらぎ肌」の季節に知っておきたい3つの美容成分 朝晩の空気がひんやりしてきて、「最近、肌がなんとなくカサつく」「くすんで見える気がする」と感じていませんか。 実は秋は、肌にとって意外と過酷な季節です。夏の間に浴びた紫外線の影響が残っているところに、気温と湿度の低下が重なります。本格的な乾燥シーズンを迎える前の今こそ、毎日のケアを見直す良いタイミングです。 今回は、美容分野でよく名前を聞く3つの成分について、基本をおさらいします。 ■ アミノ酸 ― うるおいの"土台" 肌のいちばん外側にある角層には、「天然保湿因子(NMF)」と呼ばれる、水分を抱え込む成分が存在します。その約4割を占めるのがアミノ酸です。また、肌のハリを支えるコラーゲンも、もとをたどればアミノ酸がつながってできたたんぱく質です。 アミノ酸は肉・魚・卵・大豆製品などのたんぱく質から摂ることができます。忙しくて食事が偏りがちな方は、まず毎食のたんぱく質量を意識してみましょう。 ■ ヒアルロン酸 ― 水分を抱え込む力 ヒアルロン酸は、もともと私たちの肌や関節などに存在する成分で、高い保水力を持つことで知られています。ただし体内のヒアルロン酸は、年齢とともに減少するといわれています。

夏の疲れが肌に出るのは秋。睡眠・ストレス・食事から見直すエイジングケア

夏の疲れが肌に出るのは秋。睡眠・ストレス・食事から見直すエイジングケア

夏の疲れが肌に出るのは秋。睡眠・ストレス・食事から見直すエイジングケア 「秋になって肌の調子が落ちた」には理由があります 9月も終わりに近づき、朝晩の空気がひんやりしてきました。この時期、「なんだかくすむ」「メイクのノリが悪い」「乾燥が急に気になる」といった声をよく耳にします。 実はこれ、気のせいではありません。夏の間に受けた紫外線、冷房と屋外との温度差、寝苦しさによる睡眠の乱れ、暑さによる食欲の低下といった負担が、少し遅れて秋の肌に表れやすいためです。 肌の生まれ変わり(ターンオーバー)は、健康な成人でおよそ28日周期といわれ、年齢とともにゆっくりになっていきます。夏に受けたダメージが、角層の状態としてはっきり見えてくるのが、ちょうど今の時期というわけです。 ① 睡眠:肌を整える「夜の時間」を取り戻す 肌の回復は、主に夜の間に進みます。眠りに入って最初の深いノンレム睡眠のタイミングで成長ホルモンが多く分泌され、日中に受けた刺激からの回復を支えるといわれています。 一方で、睡眠不足が続くと、肌のバリア機能(水分を保ち、外部刺激から守る働き)の回復が滞りやすくなることが報告されています。 夏に崩れた睡眠リズムを整えるポイントは、次のとおりです。 起きる時間を一定にし、朝に光を浴びて体内時計をリセットする就寝の1〜2時間前に入浴を済ませ、体温が下がるタイミングで眠りにつく寝る前のスマホ操作は控えめにする(光刺激で寝つきが妨げられやすくなります) 「たっぷり寝る」ことよりも、毎日のリズムを揃えることが、まずの一歩です。

夏の疲れが肌に出るのは秋。睡眠・ストレス・食事から見直すエイジングケア

夏の疲れが肌に出るのは秋。睡眠・ストレス・食事から見直すエイジングケア 「秋になって肌の調子が落ちた」には理由があります 9月も終わりに近づき、朝晩の空気がひんやりしてきました。この時期、「なんだかくすむ」「メイクのノリが悪い」「乾燥が急に気になる」といった声をよく耳にします。 実はこれ、気のせいではありません。夏の間に受けた紫外線、冷房と屋外との温度差、寝苦しさによる睡眠の乱れ、暑さによる食欲の低下といった負担が、少し遅れて秋の肌に表れやすいためです。 肌の生まれ変わり(ターンオーバー)は、健康な成人でおよそ28日周期といわれ、年齢とともにゆっくりになっていきます。夏に受けたダメージが、角層の状態としてはっきり見えてくるのが、ちょうど今の時期というわけです。 ① 睡眠:肌を整える「夜の時間」を取り戻す 肌の回復は、主に夜の間に進みます。眠りに入って最初の深いノンレム睡眠のタイミングで成長ホルモンが多く分泌され、日中に受けた刺激からの回復を支えるといわれています。 一方で、睡眠不足が続くと、肌のバリア機能(水分を保ち、外部刺激から守る働き)の回復が滞りやすくなることが報告されています。 夏に崩れた睡眠リズムを整えるポイントは、次のとおりです。 起きる時間を一定にし、朝に光を浴びて体内時計をリセットする就寝の1〜2時間前に入浴を済ませ、体温が下がるタイミングで眠りにつく寝る前のスマホ操作は控えめにする(光刺激で寝つきが妨げられやすくなります) 「たっぷり寝る」ことよりも、毎日のリズムを揃えることが、まずの一歩です。

湿度が下がり始めたら切り替えどき。秋冬のスキンケア移行ガイド

湿度が下がり始めたら切り替えどき。秋冬のスキンケア移行ガイド

湿度が下がり始めたら切り替えどき。秋冬のスキンケア移行ガイド 朝晩の空気がひんやりしてきたら、肌も季節の変わり目を迎えています。夏と同じお手入れのままだと、気づかないうちに乾燥が進んでいることがあります。それがつっぱり感や粉ふき、化粧ノリの悪さとなって表れることも少なくありません。 この記事では、まず湿度や気温の変化が肌にどう影響するのかを押さえます。そのうえで、夏仕様のスキンケアを秋冬仕様へ無理なく切り替えるポイントを、ステップごとに紹介します。 空気が乾くと、肌で何が起きている? 肌のうるおいを守る「角層」 肌のいちばん外側にある角層は、厚さ0.02mmほどのごく薄い層です。この薄い層が、外からの刺激をやわらげ、肌の内側の水分を逃がさないように働いています。 角層のうるおいは、主に次の3つの要素によって保たれています。 皮脂膜:肌の表面を薄く覆う油分の膜。水分の蒸発を防ぎます。 天然保湿因子(NMF):角層の細胞の中で、水分を抱え込む成分です。 細胞間脂質:セラミドなどからなり、角層の細胞どうしのすき間を埋めて水分をはさみ込みます。 角層をレンガ塀にたとえると、角層の細胞がレンガ、細胞間脂質がレンガをつなぐセメントです。表面の皮脂膜は、塀の表面に塗ったコーティングにあたります。 「湿度の低下」と「気温の低下」がダブルで影響する 空気が乾燥すると、肌の水分は空気中へ逃げやすくなります。東京の場合、平年の湿度は夏に70%台で推移し、秋から下がり始めて、真冬には50%前後になります。さらに暖房の効いた室内では、湿度が30%台まで下がることも珍しくありません。 気温が下がると、皮脂の分泌も少なくなる傾向があります。そのため、肌表面を覆う皮脂膜も薄くなりがちです。 つまり秋冬は、「水分が逃げやすい環境」と「水分を逃がさないための油分が減った状態」が同時にやってくる季節です。夏と同じお手入れでは足りなくなるのは、このためです。

湿度が下がり始めたら切り替えどき。秋冬のスキンケア移行ガイド

湿度が下がり始めたら切り替えどき。秋冬のスキンケア移行ガイド 朝晩の空気がひんやりしてきたら、肌も季節の変わり目を迎えています。夏と同じお手入れのままだと、気づかないうちに乾燥が進んでいることがあります。それがつっぱり感や粉ふき、化粧ノリの悪さとなって表れることも少なくありません。 この記事では、まず湿度や気温の変化が肌にどう影響するのかを押さえます。そのうえで、夏仕様のスキンケアを秋冬仕様へ無理なく切り替えるポイントを、ステップごとに紹介します。 空気が乾くと、肌で何が起きている? 肌のうるおいを守る「角層」 肌のいちばん外側にある角層は、厚さ0.02mmほどのごく薄い層です。この薄い層が、外からの刺激をやわらげ、肌の内側の水分を逃がさないように働いています。 角層のうるおいは、主に次の3つの要素によって保たれています。 皮脂膜:肌の表面を薄く覆う油分の膜。水分の蒸発を防ぎます。 天然保湿因子(NMF):角層の細胞の中で、水分を抱え込む成分です。 細胞間脂質:セラミドなどからなり、角層の細胞どうしのすき間を埋めて水分をはさみ込みます。 角層をレンガ塀にたとえると、角層の細胞がレンガ、細胞間脂質がレンガをつなぐセメントです。表面の皮脂膜は、塀の表面に塗ったコーティングにあたります。 「湿度の低下」と「気温の低下」がダブルで影響する 空気が乾燥すると、肌の水分は空気中へ逃げやすくなります。東京の場合、平年の湿度は夏に70%台で推移し、秋から下がり始めて、真冬には50%前後になります。さらに暖房の効いた室内では、湿度が30%台まで下がることも珍しくありません。 気温が下がると、皮脂の分泌も少なくなる傾向があります。そのため、肌表面を覆う皮脂膜も薄くなりがちです。 つまり秋冬は、「水分が逃げやすい環境」と「水分を逃がさないための油分が減った状態」が同時にやってくる季節です。夏と同じお手入れでは足りなくなるのは、このためです。

夏に減ったのは体重ではなく筋肉かもしれない ― 残暑明けの除脂肪量リカバリー

夏に減ったのは体重ではなく筋肉かもしれない ― 残暑明けの除脂肪量リカバリー

夏に減ったのは体重ではなく筋肉かもしれない ― 残暑明けの除脂肪量リカバリー 夏の終わりに体重計に乗って、「あれ、少し減っている」と思った方は多いのではないでしょうか。 暑さで食欲が落ち、外に出るのもおっくうだった数か月。体重が落ちたなら結果オーライ、と考えたくなります。 けれど、少し立ち止まって考えたいことがあります。**減ったその2kgは、本当に脂肪だったのでしょうか。 --- ## 「体重が減る」にもいろいろある 体重という数字は、脂肪も、筋肉も、水分も、すべてまとめて表示されます。だから減っていても、何が減ったのかまではわかりません。 夏場に体重が落ちる理由は、だいたい次の4つが混ざっています。 **① 水分が減っている** 体の中の水分量は、一日のなかでも1kg近く変動します。運動量が落ちると、筋肉に蓄えられている糖(グリコーゲン)が減り、それと一緒に水分も抜けていきます。これは体が引き締まったわけではなく、単に貯蔵量が減っただけです。 **② 食べる量が減っている** 暑いと食欲が落ちます。これは気のせいではなく、体温が上がると食欲を抑える方向に体が働くためです。 **③ 食べているものが変わっている** 夏の食卓は、そうめん、冷やし中華、丼もの、アイス。どれも炭水化物が中心です。量としては食べていても、**肉・魚・卵・大豆といったたんぱく源だけが少なくなっている**ことは珍しくありません。 そして厄介なのは、この偏りが体重計には一切表示されないことです。 **④ 運動量が落ちている** 暑い時期は、同じ運動でもきつく感じます。ジムに行く回数が減った、ウォーキングをやめた、セット数を減らした。筋肉に与える刺激そのものが減っています。 このうち①は問題ありません。しかし②〜④が重なったとき、減っていくのは脂肪だけではなくなります。 --- ## 筋肉は「使わない・材料がない」と減っていく 筋肉は、日々つくられては壊されるということを繰り返しています。つくられる量が上回れば増え、下回れば減る。とてもシンプルな仕組みです。 そして、筋肉がつくられるためには2つの条件が要ります。...

夏に減ったのは体重ではなく筋肉かもしれない ― 残暑明けの除脂肪量リカバリー

夏に減ったのは体重ではなく筋肉かもしれない ― 残暑明けの除脂肪量リカバリー 夏の終わりに体重計に乗って、「あれ、少し減っている」と思った方は多いのではないでしょうか。 暑さで食欲が落ち、外に出るのもおっくうだった数か月。体重が落ちたなら結果オーライ、と考えたくなります。 けれど、少し立ち止まって考えたいことがあります。**減ったその2kgは、本当に脂肪だったのでしょうか。 --- ## 「体重が減る」にもいろいろある 体重という数字は、脂肪も、筋肉も、水分も、すべてまとめて表示されます。だから減っていても、何が減ったのかまではわかりません。 夏場に体重が落ちる理由は、だいたい次の4つが混ざっています。 **① 水分が減っている** 体の中の水分量は、一日のなかでも1kg近く変動します。運動量が落ちると、筋肉に蓄えられている糖(グリコーゲン)が減り、それと一緒に水分も抜けていきます。これは体が引き締まったわけではなく、単に貯蔵量が減っただけです。 **② 食べる量が減っている** 暑いと食欲が落ちます。これは気のせいではなく、体温が上がると食欲を抑える方向に体が働くためです。 **③ 食べているものが変わっている** 夏の食卓は、そうめん、冷やし中華、丼もの、アイス。どれも炭水化物が中心です。量としては食べていても、**肉・魚・卵・大豆といったたんぱく源だけが少なくなっている**ことは珍しくありません。 そして厄介なのは、この偏りが体重計には一切表示されないことです。 **④ 運動量が落ちている** 暑い時期は、同じ運動でもきつく感じます。ジムに行く回数が減った、ウォーキングをやめた、セット数を減らした。筋肉に与える刺激そのものが減っています。 このうち①は問題ありません。しかし②〜④が重なったとき、減っていくのは脂肪だけではなくなります。 --- ## 筋肉は「使わない・材料がない」と減っていく 筋肉は、日々つくられては壊されるということを繰り返しています。つくられる量が上回れば増え、下回れば減る。とてもシンプルな仕組みです。 そして、筋肉がつくられるためには2つの条件が要ります。...

「見た目が変わる減量」と「やつれる減量」を分ける5つの条件

「見た目が変わる減量」と「やつれる減量」を分ける5つの条件

「見た目が変わる減量」と「やつれる減量」を分ける5つの条件 同じ「マイナス5kg」でも、引き締まって見える人と、なぜか疲れて老けて見える人がいます。この差は意志の強さでも体質でもなく、減量のやり方そのものに理由があります。 体重計の数字は、脂肪も筋肉も水分も区別せずに合計しているだけです。だから「体重を落とす」ことだけを目標にすると、落としてはいけないものまで一緒に減ってしまう。そして減ったあとの見た目を決めているのは、実は残った筋肉の量と、体積が減ったあとの皮膚の状態です。 秋は、この2つを守りながら減量を始めるのに適した時期です。夏の直前に慌てて始める短期決戦とは違い、体に必要な時間を与えられるからです。 ここでは、「見た目が変わる減量」になるか「やつれる減量」になるかを分ける5つの条件を、体の中で起きていることと合わせて解説します。 条件1|落とす速度は「週に体重の0.5〜1%」に収める 減量で最初に決めるべきは、目標体重ではなくペースです。 体は、摂取エネルギーが不足すると体脂肪を分解してエネルギーに変えます。ところが不足の幅が大きすぎると、脂肪の分解だけでは追いつかず、筋肉のたんぱく質も分解してエネルギー源に回し始めます。筋肉は、体にとって「維持コストの高い組織」です。エネルギーが足りない状況が続くと、体は生存を優先して、コストの高い筋肉を積極的に手放しにいきます。 目安として、1週間あたりの減量幅は体重の0.5〜1%程度。体重60kgの方なら週に300〜600g、1か月で1.2〜2.4kgのペースです。 「遅すぎる」と感じるかもしれません。しかし1か月2kgでも、3か月で6kg、半年で12kgです。むしろ短期間で一気に落とす減量のほうが、減った体重に占める筋肉の割合が大きくなり、結果として「体重は減ったのに見た目が締まらない」という状態を招きます。 そしてもう一つ、ゆっくり落とすことには後述する皮膚のための意味があります。

「見た目が変わる減量」と「やつれる減量」を分ける5つの条件

「見た目が変わる減量」と「やつれる減量」を分ける5つの条件 同じ「マイナス5kg」でも、引き締まって見える人と、なぜか疲れて老けて見える人がいます。この差は意志の強さでも体質でもなく、減量のやり方そのものに理由があります。 体重計の数字は、脂肪も筋肉も水分も区別せずに合計しているだけです。だから「体重を落とす」ことだけを目標にすると、落としてはいけないものまで一緒に減ってしまう。そして減ったあとの見た目を決めているのは、実は残った筋肉の量と、体積が減ったあとの皮膚の状態です。 秋は、この2つを守りながら減量を始めるのに適した時期です。夏の直前に慌てて始める短期決戦とは違い、体に必要な時間を与えられるからです。 ここでは、「見た目が変わる減量」になるか「やつれる減量」になるかを分ける5つの条件を、体の中で起きていることと合わせて解説します。 条件1|落とす速度は「週に体重の0.5〜1%」に収める 減量で最初に決めるべきは、目標体重ではなくペースです。 体は、摂取エネルギーが不足すると体脂肪を分解してエネルギーに変えます。ところが不足の幅が大きすぎると、脂肪の分解だけでは追いつかず、筋肉のたんぱく質も分解してエネルギー源に回し始めます。筋肉は、体にとって「維持コストの高い組織」です。エネルギーが足りない状況が続くと、体は生存を優先して、コストの高い筋肉を積極的に手放しにいきます。 目安として、1週間あたりの減量幅は体重の0.5〜1%程度。体重60kgの方なら週に300〜600g、1か月で1.2〜2.4kgのペースです。 「遅すぎる」と感じるかもしれません。しかし1か月2kgでも、3か月で6kg、半年で12kgです。むしろ短期間で一気に落とす減量のほうが、減った体重に占める筋肉の割合が大きくなり、結果として「体重は減ったのに見た目が締まらない」という状態を招きます。 そしてもう一つ、ゆっくり落とすことには後述する皮膚のための意味があります。